フィンランド産現在形メロウグルーヴの続編が完成、そしてまたまたメロウ。さらにメロウに進化した音色で聴かせる、トロける楽曲たちが詰まった1枚です。

70年代後半のメロウなAOR～ソウル、スウィートでアーバンなシティーポップサウンド、そういうのが好きな人にはどストライクだと思われるアルバムです。
よくここまで作りこむな、という感想です。

ウクライナ生まれ、現在はフィンランドのヘルシンキで活動を続けるサックス奏者、アンドレ・ソロンコの自身名義での2nd。メロウ＆アーバンな前作も素晴らしかったですが、今作は女性のVo.を多用し、あのCortexのメンバーも参加するなど、さらにトロけるサウンドです。ミディアムのメロウグルーヴ「A1. Teasing you」から良いですが、メロウフュージョン「B1. Living in a paper house」、そして、本作のハイライトと言うべき「B2. Le poraroid」に名曲「B3. Afternoon」の再演など良い感じです。

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