主婦の友社
秋田県式家庭学習ノート―勉強グセと創造力が身につく
秋田県の小学生が全国学力テストで連続1位になった! 注目される勉強法の1つが「家庭学習ノート」の存在。学力向上だけではない、将来必要な生きる力を伸ばすノートの秘密を探る。全国学力テストで秋田県の小学生が連続1位になりました。塾に通っている子どもが多いわけではないのに、どんな勉強法で学力を伸ばしてきたのでしょう。取材をすすめていくうちに注目したのは、「家庭学習ノート」の存在。多数の小学校で、学校の教科ノートではないノートがありました。子どもたちは自分で決めた内容で、毎日「家庭学習ノート」に書き込んで勉強しています。苦手克服のために、興味のあることを深く追求するために、情報を整理するために、それぞれが工夫をしてノートを創っていました。もちろん、初めから創意工夫ができるわけでもありません。教師のアドバイスや家庭での指導、友だちのノートを参考に徐々に自分なりのノートを創っていきます。毎日することで、勉強グセがつき、自分で決めた勉強を工夫してやることで創造力がつちかわれていく! これはやってみる価値があります。見るだけで勉強の意欲がわいてくる実物写真を多数掲載し、「家庭学習ノート」の秘密に迫ります。


やる気スイッチが入る秋田県式家庭学習ノートで勉強しよう!
なぜ、秋田県の小学生が全国学力テストで連続日本一になっているのか。家庭での環境づくり、小学校教諭の熱意、県をあげての取り組み……と、さまざまな理由があげられるが、注目したいのは『家庭学習ノート』の存在。秋田県の小学生は「勉強が楽しい、必ず毎日宿題以外の勉強をする」といいう子が多い。どうしたら、自分からやる気を出すのか、やる気が持続するのか、その秘密のカギを握るのが『家庭学習ノート』なのだ。帰宅してから翌日登校するまで、宿題以外は、国語、算数、理科、社会…なんでも１冊の『家庭学習ノート』を使って勉強する。そのノートは苦手を克服し、明日のやる気を引き出す魔法のノートなのだ。このノートは、大人が協力すれば、だれでもできるもの。子どもたちの「創意工夫」や「やる気」を助けるのは、大人の「見守り」や「声掛け」にほかならない。本書では、ノートの実例、励ましの言葉、やる気を起こさせる言葉の実例を多数掲載。子どもの力を伸ばすかかわり方のヒントが満載です。