トップ工業のラチェットレンチ、クリアランスのない狭所にもヘッドが入るよう薄型ソケットを与えられたモデル「RM19-21C」の出品です。
私が使用した中古です。
見た目はボロいですが完動品で、機能部への手入れも怠らなかったので軽快に作動します。
テール部には曲がりシノ付き。
住宅施工用なので、何かしら役に立つ使い途があるはず。
ソケットは片方が19ミリ、もう片方が21ミリ。
全長250ミリでヘッド部厚さ30ミリ、重量360グラムです。
トップ工業なので当然日本製。
この品はご不在でもポスト投函されるネコポスで発送します。

トップ工業は自社一貫生産にこだわりを持つツールメーカーで、製造工程のほとんどをオートメーション化せずに職人の目と手で行うことを続けている企業です。
温度や湿度の違いや、ちょっとした材質の違いでも異なってくる焼入れ、鍛造などの工程は自動化に向かないことを理解しているのです。
職人の体調等でどうしてもバラつきは出ますが、そのため造った製品の全数検査を行なっています。
メイド・イン・ジャパンに定評があったのは、世界でも一際の手先の器用さに加えてこうした企業姿勢が古くは当然だったからなのですが、最近はめっきり少なくなりました。
それと共に日本製への信頼度も低くなったように思います。

私は世界中の工具をほとんど使った経験を持ちます。
正直言って名前ばかり有名で、その実際は大したことないメーカーも多いです。
ドイツやUSAにはそういうメーカーばかりだと言って過言だと思いません。
あまりに過剰な高評価が多いので、日本のツールを使ったことがないメカニックが多いのだろうと推測します。
確かに見た目はいいかもしれません。
しかし、じゃあ精度はどうか、耐久性はどうかと言えば勝負になるレベルではありません。

この出品のBGMはLeyonaで「Travellin' man」です。
でも音源はオンラインにはアップロードされていないようなので、私以外の方はそう簡単には聴けないはずです。
本は一度読めば内容を憶えられるので手放すことに抵抗はないのですが、音源は何度も聴きたくなるので手放せません。
しかも廃盤になるのも書籍より早いのです。
まあ、蓄音機が普及するまではライブ演奏を聴くしかなかったことを思えば、それでも恵まれた時代に生きていると感謝できますが。
ご質問はお気軽に。