「朝鮮總督府官吏最後の証言」
西川 清 / 桜の花出版株式会社
定価: ￥ 1400

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【奥付け】
シリーズ日本人の誇り 10
鮮總督府官吏最後の証言
2014年8月15日
初版第1刷発行
2014年9月18日
初版第2刷発行
編者
発行者
桜の花出版編集部
山口 春嶽
発行所
桜の花出版株式会社
〒194-0021 東京都町田市中町1-12-16-401
発売元
株式会社星雲社
〒 112-0002
東京都文京区大塚 3-21-10
印刷製本モリモト印刷株式会社

【著者紹介】
※まさに戦前の朝鮮の生き字引です！

にしかわ
きよし
西川清氏
■大正4年（1915）生
和歌山県田辺市に8人兄姉（男4人女4人）の末子に生まれる
■昭和8年（1933）18歳
熊野林業学校卒業
朝鮮「江原道」産業部に奉職する
■昭和11年（1936）21歳
第1回朝鮮總督府地方官吏養成所入所
■昭和12年（1937）22歳
朝鮮総督府江原道属に任官する
■昭和13年（1938）23歳
臨時召集により歩兵第76連隊に1年間入隊（羅南）
■昭和18年（1943）28歳
江原道属寧越郡内務課長に昇進
■昭和19年（1944）29歳
江原道属原州郡内務課長に昇進
■昭和20年（1945）30歳
江原道庁鉱工部鉱工課主任に昇進
■昭和20年（1945）30歳
終戦 仙崎引揚援護局に就任
■昭和21年（1946）31歳
和歌山県庁に出向
■平成26年（2014）現在99歳

【本の状態】
戦前の朝鮮のインフラ整備や、治安維持等について知りたくて、この本を昨年買いました。
書かれている事は、今まで明らかにされていなかった戦前の朝鮮総督府の実態です。
岐阜を覚えて、「従軍慰安婦問題」について直接手紙を書いたことなどが記されています。
著者の西川氏はこう言っています。
「限界が来た。これ以上嘘で、日本人の尊厳が世界中で傷つけられることには我慢の限界がある。ここできっちりと反論しておきたい。私は朝鮮と日本は互いに協力しなれば世界で最善の存在となり得ると思う。それは私が当時朝鮮の人たちと共に生活し、共に働いたことで確信を持っている。この思いを言葉に込めて、次の時代に託したい」

・・・今を生きる人々にぜひ心の叫びを聞いてほしいと思います。