「塞王の楯 上・下」
今村 翔吾　定価: ￥ 800 ￥800
・見事な「矛盾」のコントラスト。矛(西国無双の立花宗茂、国友鉄砲衆)vs盾(領民思いの京極高次、塞王率いる石垣穴太衆)。関ヶ原合戦で西軍の雄、立花宗茂を釘付けにした大津城は、徳川秀忠を足止めにした信州上田城の東軍逆バージョンですか？？関ヶ原前夜戦とは言え、真田昌幸、幸村親子と京極では知名度がずいぶんと違いますね。 賽の河原の妹シーンと塞王の楯の意味がとても感動的でした。
・本のコンディションはすこぶる良好ですが、あくまで中古品とご理解いただける方にお譲りしたいと思っています。

・なお、値下げ交渉には対応しておりません。値下げ交渉のコメントの返信は控えさせていただきます。ご了承 お願いいたします。
・上下セットでお願いします。

【本の概要】上
【第166回直木賞受賞作】
対談/北方謙三
どんな攻めをも、はね返す石垣。
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
時は戦国。炎に包まれた一乗谷で、幼き匡介は家族を喪い、運命の師と出逢う。石垣職人"穴太衆"の頂点に君臨する塞王・飛田源斎。彼のように鉄壁の石垣を造れたら、いつか世の戦は途絶える。匡介はそう信じて、石工として腕を磨く。一方、鉄砲職人"国友衆"の若き鬼才・国友彦九郎は、誰もが恐れる脅威の鉄砲で戦なき世を目指す。相反する二つの信念。対決の時が迫る!

【本の概要】下
【第166回直木賞受賞作】
解説/加藤シゲアキ
太閤秀吉が病没した。押し寄せる大乱の気配。源斎は、最後の仕事だと言い残し、激しい攻城戦が予想される伏見城へと発った。代わって、穴太衆・飛田屋の頭となった匡介は、京極高次から琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。立ちはだかるは、彦九郎率いる国友衆と最新の鉄砲。関ヶ原前夜の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける! 最強の楯と至高の矛、二つの魂が行き着く先は――。

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