＜コイン基本情報＞
発行年 1907年
発行国 イギリス
額面 1ソブリン
素材 金
品位 0.9167
直径 約22mm
重量 約7.98g
鑑定会社 PCGS
グレード MS62
発行枚数 約18,459,000枚
鑑定枚数 43枚（2024/9月時点）
鑑定番号 46819994
鑑定結果はこちら→https://www.pcgs.com/cert/46819994
＜本コインについて＞
・1907年、イギリスで発行されたエドワード7世の1ソブリン金貨です。
エドワード7世は、ヴィクトリア女王の長男で、1901年から1910年までイギリス国王とインド皇帝を務めました。
ヴィクトリア女王の長い在位のために皇太子として59年間も待たされましたが、
その間に各国の王族と親交を深め、外交に大きな影響力を持ちました。
彼はフランスやロシアとの友好関係を築き、「ピースメーカー」と呼ばれています。
日本とも日英同盟を締結しました。
彼の治世は「エドワード朝」と呼ばれ、社会や技術の変化が進みました。
また、女性関係やスキャンダルでも有名でした。
後に「最後の放蕩王」とも呼ばれるほどですが、国民からは愛される王でした。
王としての手腕は確かだったようです。

表面はエドワード7世の肖像が描かれています。
「EDWARDVS VII D:G: BRITT: OMN: REX F:D: IND: IMP:」というラテン語の銘があります。
これは「神の恩寵によるエドワード7世：全てのブリテン人の王：信仰の擁護者：インド皇帝」という意味です。
裏面は聖ジョージの竜退治です。

本コインはMS62の高鑑定で、43枚のみと希少な枚数です。
上位には39枚のみとなっております。
発行枚数はそれなりに多いですが、基本的には君主が変わると溶かされます。
大戦時にも多くの金は溶解されたので現存数はかなり少数です。

是非この約114年前の歴史的価値あるコインの美しさを感じてみませんか！

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