アトゥイ」はアイヌ語で「海」を意味します。
アイヌ民族は、危険を伴う海上での生業にあたって祈りを欠かさず、
海の恵みにあずかりながら、また海を通して本陸や本州との接触・交渉をもとに豊かな文化を発展させてきました。
本展では、豊富な民具資料のほか、総合博物館(手宮)で2023年3月5日まで開催されていた、『アトゥイー海と奏でるアイヌ文化』展で展示されていた図録です。

　石川県を中心とした北陸地方にある工芸品など、
広く海とアイヌ文化とのかかわりを紹介します。(紹介文より

とても興味深いアイヌ民族と海や、海の生き物達との関わりを知ることもできます。神が宿る生き物たちを、何一つ無駄にすること無く食したり、道具に作りかえたりと、大事にする民族の意識に感銘を受けまさした。

２００ページにも及ぶ、貴重な図録です。

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