「リベラルの毒に侵された日米の憂鬱」
ケント・ギルバート
定価: ￥ 860＋税

著者のケント・ギルバート氏は、信仰する宗教の宣教師として日本に来たのをきっかけに、国際弁護士やコンサルタントとして働く傍ら、タレントとしてもテレビ出演等をこなし、『世界まるごとハウマッチ』のレギュラー出演等で有名になりました。
著作も多く、その中で日本人の誠実さを讃えるのと同時に、その誠実さが世界との関係では特に軍事外交面で最大の障害になることを、度々警告しています。
『リベラル』の本来の意味は広く、『自由』と訳す場合が多いと思いますが、日本の左寄りの政党や人々が自分達のことを『リベラル勢力』と言っているのは、全く違うと思っています。
この勢力の方々は自分自身の考え方こそ正しくて、違う考えを聞こうともしません。
保守的な考えは、過去の経験に基づいた知見が中心ですが、この勢力の人達は頭の中で組み立てた理論がほとんどです。
考え方は人それぞれかと思いますが。
この本は、日米ともおかしな『リベラル勢力』が増長した結果、息苦しさと不条理が覆ってきている現実について危惧し、警鐘を鳴らしています。
2018年3月発行の初版本ですが、汚れやキズはほとんどありません。
しかしながら、帯はありません。