「サンキュー」
デイヴィッド・ボイルズ
定価: ￥ 2400



基本的に、ファンク・ロックにフォーキーさをあわせた楽曲に、ソウルで時折ブルージーな声が絡むとってもオシャレなかんじ。アルバムとしてもエレキ・アコギのバランスも半々くらいでどんな人にもウケルと思います。
全曲オリジナルかつ全楽器を自分で演奏ということで正に天才！！！
自分で演奏しているだけあって、楽曲・声・演奏の全てが寸分たがわず同じベクトルを向いている。新人でこれはすごい。
アルバム全体としては、曲そのもの+彼のボーカル術の幅の広さに驚かされる。
ジョン・メイヤーの1STやジェイソン・ムラーズの1STよりも楽曲の幅そのものがあり、かなりのキャパシティを感じさせる。ファンクではファンクして、バラードではバラード節をしっかりと聞かせてくれる。
本国では今作が発売されるか分からないが、このお仕着せがましくないロックの形は、聴いていて本当に気持ちが良い！！
ジャンル分けは難しい、というよりも、「David　Boyles」というのが一つのジャンルになっている。


キズはありますが動作問題はなし