『真・群青戦記』 全５巻
原作・笠原真樹　作画・アジチカ　集英社

2021年　第１～4巻発行
2022年　第５巻発行
定価　税込693円

発行自体が新しいので、比較的綺麗、美品と言ってもいいかも。程度としては『上の中』但し第1巻だけは使っている紙の質が悪かったのか、少しくすんだ感じに見える。程度として、この分だけは『上の下』くらいか。

『あらすじ』
現代の凶悪犯vs戦国武将
いよいよ開戦

第１巻
山岳救助隊を目指す大学生のミチロウ(主人公)は拘置所に収容中の弟・マコトに”戦時下の英雄と殺人鬼”の違いについて問われる。
そんな弟に実刑判決が下され、途方にくれていた矢先、突如赤い雨が降りだし、霧に包まれる・・そして拘置所ごと戦国時代にタイムスリップ・・。

第２巻
所内では収容者たちの暴動が起き、無秩序状態に・・
そこに真田軍が攻め入り、殺戮の戦場と化す。

戦国武将に対抗するためある囚人が「死刑囚」房の扉を開けてしまう。大学生のミチロウは拡大する戦禍から幼き真田弁丸(後の幸村)を守るべく奮闘する。

第３巻
所内では、囚人達と真田軍の戦いが勃発。真田十勇士が続々登場。刑務官達も争いを収める為に動き出し、所内での激闘がここに決着。

第４巻
現代人のミチロウらは眞田家の厚遇をうけるが、その眞田の主君である武田勝頼が史実より4年早く討たれ、歴史が狂い始める。

更に高校が校舎ごと消えた事件の生存者と思われる不和瑠衣がミチロウの弟のマコトに接触し、不穏な空気が流れ・・。

第５巻
不和瑠衣の暗躍により、眞田が大国・北条に、狙われることに・・。真田軍と現代人50人vs北条軍2万人の歴史にない大戦が始まる。
現代と戦国時代の2組みの兄弟の運命は・・いよいよシリーズ最終巻！！