2018年に1回目、そして19年に2回目のスペイン、サンチャゴ巡礼に行きました。これは2回目の時に同行(?)した3枚のアウターの一枚です。コロナ明けの23、24年と再び780kmを計４回歩き、もう行かないので、揃えた装備品を一つずつ整理してます。

私は151cmで通常Mサイズですが、今撮影しててSサイズのシールに驚いてます。着ていて充分ゆったりしてたからです。１回目は好日山荘やmont-bellで購入した3枚を着て歩き、２回目はこれを含め別の３枚を着用し3、4回目は２回目に出会ったフィンランド人を真似て乾きやすい薄い綿のブラウス２枚を交互に着て(夜9時まで明るく乾くので)歩き、結局この長袖は２回目に同行しただけでした。

３、４回目を一緒に歩いた夫もこれと同じ黒を購入しmont-bellのと２枚で歩きました。この写真を撮っていて、袖口から脇、そして裾へとネットになって暑さを逃す様になってるのに今更ながら気が付きました。以来自分のこの服の事は仕舞い込んでて忘れており「mont-bellに劣らず機能的に出来てたんだ！」と。

暑がりの夫が炎天下に1日20kmを６、7時間歩いて次の目的地に着くと黒い下着に( )の形に白いラインが出来ていて、それが汗をかいた後　湿度が低いので汗の塩がリュックと接触した形に乾いた後でした！

それで今年はmont-bellの全体が汗を逃す透ける網目になっていて、袖から脇の下を通り裾までネットになってるのを購入しましたが、私が19年に購入したこのアウターも脇が同じようになってる事に改めて気が付きました。

ハイネックなのも強い日差しの元、スペイン北部を常に東から西に太陽光を背に浴びて歩き続けるので首を日焼けから守ってくれました。

左の裾が一部モヤモヤした毛玉になってるのは肌身離さず持ってたパスポートや巡礼証明書(これがないと安く設定されている巡礼宿に泊まれない)財布等貴重品を入れたポシェットがこの位置にあったから擦れたのでしょう。今日出品に際し、引き出しから出し、気持ちよく使って頂くためにもう一度手洗いし、点検してて「あれっ？このかすかな毛玉何故出来た？」となり思い至りました。写真のピンクの→の位置です。ウォーキングやキャンプ等アウトドア活動が盛んな昨今、使っていただけたらこの服も更なる役目を果たせ私もとても嬉しいです。