海賊とよばれた男
　百田 尚樹
　上巻定価：¥750
　下巻定価：¥750

出光興産創業者の出光佐三さんをモチーフにした経済歴史小説です。

異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争で何もかも失い、残ったのは借金のみ。
そのうえ大手石油会社から排斥され、売る油もない。
しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口を
しのぎながら、逞しく再生していく。
２０世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。
その石油を武器に変えて世界と闘った男の一代記です。
戦後の日本がまだまだ弱かった時代に、大英帝国の圧力を跳ね除け、
経済封鎖されたイランにタンカーを派遣した「日章丸事件」のくだりは、感動します。


●書店にて購入し、カバーをかけて1度読みました。
●自宅本棚にて保管していました。
●中古品にご理解いただける方、宜しくお願いします。
●ペット、喫煙者はいません。


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