ブルーノ・ベッティネッリ
(Bruno Bettinelli 1913-2004)
管弦楽作品集　2点セット
バーンスタイン、ムーティほか

生まれ、ヴェルディ音楽院で教職を長く務め、アバド、ムーティ、ポリーニなどなどの先生としても高名なベッティネッリ。

作曲家としては、ペトラッシ(1904-2003)、ダッラピッコラ(1904-1975)と、マデルナ(1920-1973)、ノーノ(1924-90)、ベリオ(1925-2004)の、間の世代になります。

大戦前の1930年代後半から活躍、代表作の「シンフォニア・ブレーヴェ」など、管弦楽曲を中心に作品は多く、オペラも3作あります。

彼のパブリッシャーでもあるリコルディからの2枚のディスクは、主要な管弦楽曲を収めていますが、ムーティ、チェッカートという、メジャーな弟子の演奏に加え、バーンスタイン、クレツキや、自作自演も含む絢爛さです。

協奏曲のソロのサントリクイド(1906-77)はフィレンツェ生まれ、ジェランナとのデュオで知られています。

●Dischi Ricordi CRMCD1026
1993年発売 伊盤(写真2-5)

・シンフォニア ブレーヴェ(1954)
バーンスタイン/フェニーチェ劇場管
1954 ヴェニスでの録音

・ピアノ協奏曲1番(1953)
オルネラ・プリティ・サントリクイド(p)
クレツキ/スカラ座管
1955 ミラノでの録音

・管弦楽のための変奏曲(1970)
ムーティ/スカラ座管
1972 ミラノでの録音

●Dischi Ricordi CRMCD1016
1991年発売 伊盤(写真6-8)

・管弦楽のための第4協奏曲(1988)
チェッカート/ミラノRAI響
1989.1.19 ミラノでの録音

・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1980)
C.Marzorati (vn) L.Romanini(p)

・管弦楽のための3つのスタディ(1973)
ベッティネッリ/ミラノRAI響
1974.11.29 ミラノでの録音

・ピアノのための3つの小品(1984)
M.I.De.Carli(p)

ケース、解説に細かいキズ、汚れあり。1026は日本語付箋貼り付きのため解説に読めない部分あり(写真4)。当方の機器では再生に問題なし。素人保管。

よろしくお願いします。