中島精密工業 Aspeedです。



Made in Japanのタイプライターです。

盛岡電報電話局で使用された品と思われ、縦書きのカタカナ文字がノスタルジーを感じます。

昭和39年製ですので、見た目は古ぼけていますが、中身はしっかりしています。



フレームは、塗装剥がれ、錆、傷、汚れ、ロゴの文字剥がれなどあります。使いこなれたこのレトロな感じは、作為的にはなかなか醸し出せませんので、そのまま活かしています。ただ、長く使用できるように半艶塗装にて錆、傷などの進行を抑えています。また各部品も潤滑油を塗布し、劣化を抑えています。



経年劣化、欠品による動作不良がありましたので、できる限り分解し不具合を直しました。錆、汚れなども清掃し、潤滑油を塗布し、タイプが打てるようにメンテナンスしました。



全ての動作で問題ないことを確認しました。長時間使用しておりませんので不具合リスクもありますが、通常のタイプ操作はスムーズです。タイピング終了音、チーンという音もでます。



インクリボンは、新品を巻き直しました。上段文字の空白部分をタイプすると■のモヤっとした印字と下段文字の一部が印字されますので、空白部分はタイプしないでください。印字状態は悪くないように思います。黒色印字のみです。印字状態は画像をご確認ください。

リボン交換は、市販のシュプールは使用できませんので、専用シュプールにリボンを巻き付ける仕様となっております。面倒かもしれませんが、愛着がわくと思います。



商品到着後、すぐに使用できます。キーボタンや各レバーの操作、リボン交換方法など自作の簡易的な操作説明書をお付けします。全ての説明ではございませんが、ご利用できるかと思います。

インテリア、オブジェとしてもよろしいかと思います。



完動品ですが、年代ものですので経年劣化による不具合があるかもしれません。

以上、ご理解の上、ご購入をお願いいたします。神経質な方は、ご購入をご遠慮ください。



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