アンティークの丸帯。



光沢のあるクリーム色の地に椿や楓が金糸を交えて見事な刺繍で施されています。意匠もすばらしくて、本当に素敵な帯なのですが、写真６枚目以降に見られるように、刺繍に欠損が生じています。

また、お太鼓の椿の葉の横に3ミリ程度の小穴があります。



６，７枚目はお太鼓部分で、写真８，９枚目は垂れ部分です。

垂れの金糸も取れてしまっています。

生地は表も裏も弱ってはおりません。
前柄部分はきれいですが、よく見ると小さなシミがありました。写真13.14枚目ご参照。

長さ　約　413 ㎝

幅　　約　 30 ㎝



丸帯ですので、袋帯のように結ぶとお太鼓の柄が逆さになります。



ダメージがなければ意匠も素晴らしく、大変美しい物なのですが、そのまま締めることは難しいことから、お安く出品致します。刺繍を修復できれば、素敵な帯として復活しそうです。

着物種類...その他

素材...正絹