ちくま新書

空海入門―弘仁のモダニスト

竹内 信夫【著】

筑摩書房（1997/05発売）

サイズ 新書判／ページ数 238p／高さ 18cm



空海は生まれながらに真言宗祖だったのではなく、自身の自己探求の歩みの帰結としてそうなったにすぎない。人間空海を導き、つき動かすものは、純粋無垢な菩提心だった。山と都市、高野山と平安京、唐代中国と日本、重なり合う複合的な磁場のなかで自らを形づくり、日本文化の設計者となった天才的個性の生涯。



目次

序章　始まりとしての高野山

第１章　空海の原景

第２章　空海前半生の軌跡

第３章　『請来目録』という作品

第４章　弘仁のモダニズム

終章　再び始まりとしての高野山へ



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全体の状態は古本として経年並の傷・汚れなどが少し見られます。



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