昭和52年10月25日　４版発行



山岳名著シリーズ

定価：850円

二見書房

単行本



※自宅保管の中古本です。古書の部類に入る古い本です。

※全体に焼けがあります。

※奥付に書き込みがあります。



以下は私の読後感想文

北極光とは北極寄りに見られるオーロラのことである。広く言えば北半球で見られるオーロラが北極光、南半球で見られるオーロラが南極光ということになる。



ウィキペディア

オーロラ（英: aurora）は、天体の極域近辺に見られる大気の発光現象である。極光（きょっこう、英: polar lights）または観測される極域により、北極寄りなら北極光（ほっきょくこう、英: northern lights）、南極寄りなら南極光（なんきょくこう、英: southern lights）ともいう。



山岳名著シリーズのこの一冊は、「北極光」も含めて8篇の短編小説を纏めた一冊である。

何れも峻烈な自然を舞台にしている。時には山、時には北極や南極が舞台だ。

「北極光」はフランク安田を主人公にエスキモー部族の様々な苦悩を描いた小説であるが、現代で問題となっている自然破壊を捉えた社会小説でもある。

水産資源の取り過ぎによる自然破壊、さらには部族の消滅という問題である。

フランク安田は、日本名安田恭輔、宮城県石巻市出身の人である。



私はオーロラを見たことがないが、日本でもオーロラは見られる可能性があり、特に今年は何度が目撃された模様だ。



2024年はオーロラの当たり年、東北地方でも見られるかも

ナショナル ジオグラフィック

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1475V0U3A211C2000000/



わざわざ海外に出かけてまでオーロラを見たいとは思わないが、日本で見られる可能性があるのならば是非一度くらいは見てみたいものだ。