ご覧いただきましてありがとうございます。ホセ・ラミレスの最上位機種 1aの1976年製ビンテージです。擦り傷やウェザーチェックは多数ありますので写真でご確認ください。表面坂のウェザーチェックはビンテージらしさを醸し出しています。また、サイド、バックと同様に表面板にも塗装の艶があります。



本体の割れやブリッジの浮きなどはありません。写真のように、ネックはほぼストレートで指板の黒檀は黒々として稠密、フレットの減りやくもりも少ないです。50年近く昔のものでとても美品とは言えませんが、サウンドはセゴビアが求めたその大きなボディから豊かな大音量が出て、セゴビアのようなラミレストーンです。素晴らしいの一言です。



使用感が強いため、コレクター向けでもなく、ラミレス 1aでは珍しいほどの安い価格にしていますが、プレイヤーの方にはきっと大満足していただけると思います。



なお、サイド、バックは年代的にローズウッドと思われますが、ハカランダのような感じもする模様です（写真参照）。



ネック裏にある番号は「9」。ネットで調べるとJuan Garcia Reyというルシアーによる制作です。海外サイトでRey氏は以下のように紹介されていました。



The builder stamp is J.G. (Juan Garcia Rey) – Juan Garcia Rey was one of the most prolific builders in the Ramírez workshop. He was a master luthier and a ‘disciple’ of José Ramírez III.



トップ：シダー

サイドバック：ローズウッド（シープレス材の2重構造）

糸巻き：フステロ

純正ハードケース付き

弦高は12フレットで6弦5mm、1弦4mmですが、写真のようにサドルに1mm程度余地がありますので弦高を下げることが可能です。



機材整理のため、出品します。中古、ビンテージ品へのご理解のある方へ。どうぞよろしくお願いいたします。



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