ボストン・ヘイトフル・グラインド・パンク、A.C.の2011年発表最終アルバム。初期はノイズ・グラインドの先駆者として数え切れない程のグラインド・バンドに影響を与え、'04年バンドの中心人物Seth Putnamのオーバードーズによりバンドは休止するも見事復活を果たしたUSA/ボストン出身の最重要バンド。フル・アルバムとしては約11年振りとなる'10年発表の6th。復活以降は微妙にグラインドからずれておりましたが、ここでついに吹っ切れた!!



ジャケットからまんまのLAメタル、MORTORHEADやVONOMの縦ノリ感をメタル・クラストに溶かしたような完全なるおふざけノリノリ・サウンドに、Sethの強烈なダミ声ヴォーカルが共鳴する摩訶不思議なAxCxワールドを大展開。ビッチに溺れるしょうもないSEX全開の歌詞を炸裂させながらも、裏ジャケ、ブックレット内で見事にキメテらっしゃるSethの雄姿。次回の入院もそう遠くは無いかも。とりあえずファンは迷わず買いだけど他に誰が買うんだ的な素晴らしい仕上がり!



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