《商品名》1981 Fender Telecaster '52Reissue Butterscotch Blonde

フェンダー ヴィンテージシリーズ '52テレキャスター 1981年製 バタースコッチブロンド

《説明》1981年CBS期の低迷から脱却するため、新しい経営陣は、評判の高かった50'sと60'sの自社製品をコピーし再現するという計画を立てました。ヴィンテージシリーズの登場です。一般的に1982年スタートと言われていますが、'52テレキャスター等の人気モデルは1981年から製作が開始されました。

《状態》本機は、入手時既にリアルにヘヴィレリックされ、一瞬本物の52年製と疑うほどの風格でした。残念ながら4桁シリアルが刻印されたブリッジプレートは6wayサドルタイプに変更されていましたが、ネックエンドにはヴィンテージシリーズ最初期にしか見られない「VINTAGE」のスタンプ、ポットデイトは1981年34週(9月)の刻印あります。

ライトウェイトアッシュボディ・メイプルネックの極薄ラッカーには全体的にウエザーチェックが入り、製造43年という歳月は、既に本物と言っても過言ではない雰囲気を醸し出しています。

前述の通りブリッジプレート変更。元々ピックガードが欠品していましたので、ブラックガードをレリック加工し、オリジナル通りラッカー塗装を施し、裏側に丸い塗装跡を残したものを装着しました。

小傷・金属部分にサビ多数。ボディ表側に１箇所傷と共に黒いゴム系のような線が入っています。塗装に影響が出るといけないので無理に消さないようにしています。ネック裏とボディ下部にラッカーの溶けあり。ボディ裏側に2箇所テープの日焼け跡があります。そのうちエンドピンの方は表側まで続いています。ヘッドにタバコの焼け跡あり。塗装面の上に貼られたデカールはヒビ割れ、"TELECASTER"の最後の「"」が剥がれ落ちています。

画像のFenderツイードケース付属。全体的に布部分汚れあります。

《メッセージ》フラートン工場製、数年後にカスタムショップで制作を行うであろう優れたビルダー達によって作られた歴史的価値の高い一本です。既にアメリカではコロナ工場製とは完全に区別され取引されています。この機会にぜひご検討よろしくお願い致します。