「国吉康雄展」
岡山県立美術館で2006年に開催された特別展の図録です

国吉康雄(1889－1953)は岡山市に生まれ、若くして米国に渡り
同地で活躍した画家です
苦学の後、1920年代初頭に、米国のフォークアートなどに通じる素朴な作風によって、画壇に登場しました。その後2度の渡欧を経て、憂いを帯びた表情の女性や叙情的な風景、そして暗喩に満ちた静物を描くようになりました
国吉は、一度だけ日本に帰国したものの、生涯にわたって米国で生き抜くことを選択しました
そして、当時の米国を代表する画家として活動しました

サイズ　29.8×21.2 407ページ

目立った傷、汚れは見あたらず、概ね良好な状態です