Ｕ－ＣＡＳ（ユーカス）は９４年秋頃からちょっと話題になったおもちゃです。
しゃれたデザインの銀色のコマが中空に浮い回転するもので、黒い台の上に数センチ浮遊して、ふらつきながらも回転を続ける光景はとてもマジカルで、初めて見る人を驚かせずにはおきません。発売元は増田屋コーポレーションです。
　浮遊させるにはコツがあって、なかなか一筋縄ではいかないのですが、ポイントはコマの重量（調整用のウエイトが付属している）と台の水平（調整用のくさび付き）で、特に前者が極めて微妙です。安定条件さえつかめば、同じ条件下では比較的楽に浮くようになります。浮遊の原理が磁気力であることは容易にわかります。台もコマも強力な磁石です。磁場の目に見えない「ポテンシャルのくぼみ」にコマをのせるのです。
　通信ネット・NIFTY-Serveの教育実践フォーラムFKYOIKUの「理科の部屋」で、このＵ－ＣＡＳの話題を持ち出したところ、たいへん盛り上がり、全国の理科の先生方がその構造解明と浮遊の原理の究明に乗り出したというエピソードもあります。
30年以上時は経つのに、いまだにファンは多いです。現在、◯国製の類似品は手に入りますが、当時のU-CASは製造されておりません。
言ってしまえばただのコマですが、磁力の間で宙に浮く様に、結構ハマりますよ‼︎
大切に使っていたので、まだまだ綺麗ですし付属品も揃っております。
30年以上前への再挑戦、楽しんでみてださい^_−☆

おもちゃジャンル···スポーツトイ・アクショントイ

性別···男女兼用

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