ウエストコーストを中心に活躍したベテランピアニスト、カール・パーキンスの唯一のリーダーアルバムで代表作として知られる名盤です。幼い頃の事故で左手にハンディキャップを負いながら並々ならぬ努力で克服、歌心と才能溢れる素晴らしいタッチを聴くことができる貴重なアルバムです。ルロイ・ヴィネガー（b）、ローレンス・マラブル（ds）も見事なサポートです。わずか29歳あまりでこの世を去った名手による名演を是非お聴きください。ラストを飾るCarl’s BluesがMy Favoriteです。なおこのアルバムはマイナーレーベルのDootoneに残したもので、他にもデクスター・ゴードンのDexter Blows Hot and Coolという好盤がありますがジャズアルバムとしてリリースされたタイトルが少なく通好みの幻のレーベルとして知られています。
US Dootone DL-221 mono ULS-1865-V 国内複刻盤
ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、汚れ、シミ、上部破れを内側から補修されています。盤はノイズはわずかで良好です。日本語解説書付き