Various – Opika Pende : Africa At 78 RPM

Label : Dust-to-Digital – DTD-22

Format : 4CD, Box Set, Compilation

Country : US

Released : 2011

Disc : ディスク②のみに再生に影響のないキズが数カ所

Sleeve : ダブルゲートフォールド、目立ったキズや汚れなし（写真①）

Case : 布張りブックケース型（③④）、背文字箔押し金の一部と表面アフリカ大陸（黄色印刷）の一部に摩耗

Others : 112頁解説本（②）、目立ったキズや汚れなし

　　　　曲目シート（⑤）、シート上部に少し破れ



○レーベルによるリリース情報

https://dust-digital.com/collections/box-sets/products/opika-pende-africa-at-78-rpm

・"オピカ ペンデ"はリンガラ語で"強くあれ""しっかり立つ"という意味。または”抵抗する”という意味もある。・・ディスクの編纂・プロデュース・序文 Jonathan Ward



○序文抄訳

・アフリカ大陸でシェラックにプレスされたレコードはポピュラーソング、時事ソング、労働歌、コメディソング、礼拝、儀式、ダンス音楽、賛美歌など多様で簡単に分類できない。

・文化や言語の境界は国境や政治的境界よりもはるかに複雑。にも関わらず、商業的な78rpmレコード会社と民族学者たちはそれらの境を無視した録音を残していた。

・1960年代半ばまでアフリカの多くの地域では78回転レコードが人気のあるメディアだった。なぜなら人口のかなりの数がまだゼンマイ式蓄音機を使用していたから。

・このコンピレーションは私が夢中になったアフリカの（忘れ去られた）多様な音楽を紹介している。収録した100曲の中では伝統音楽がポピュラー音楽と併存し、伝統文化が現代性と共存している。

・散逸し、大部分が忘れ去られた何万枚ものアフリカの78回転レコードを考えると、このリリースにも意義があるものと思う。



○盤起こしの各音源は修復・マスタリングされていますのでヴォリュームの統一感はありますが元の録音品質にはバラツキがあります。

収録内容と録音品質の雑多さが「アフリカ」らしく思える良作です。