美学者でありダンス批評家でもある著者による刺激的な現代舞踊論。副題は「フィジカル・アート・セオリー入門」。イリュージョン／プロセス、タスク、ゲーム、死体、観客という五つのキーワードから、現代ダンスの系譜を振り返ると同時に、これからの可能性について論じる刺激的なダンス論です。ジャドソン・ダンス・シアター、ジョン・ケージ、マース・カニングハム、シモーネ・フォルティ、土方巽、神村恵など、現代ダンス史についても深く掘り下げて振り返っており、ダンス史に関心のある方にも強くお勧めできる一冊です。連続講義として話された内容をブラッシュアップしてまとめた著作ということもあり、平明な言葉で書かれていることも強調したい点です。2009年の初版です。



新品のままに保管されていた一冊で、帯もそのまま、売り上げカードも挿入されたままです。どこにも傷や汚れや書き込みのない品です。写真でご確認ください。



すでに入手が難しくなっているもので、高騰気味ですが、できるだけ価格は抑えました。参考までにアマゾンへのリンクを貼っておきます。



https://www.amazon.co.jp/未来のダンスを開発する-ブレインズ叢書-木村-覚/dp/4944124368



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