◎1999年7月16日 初版 第一刷 発行　岩波書店 刊
定価¥900＋税

《正岡子規、絶賛‼︎
　　　　　「実朝以後、歌人の名に値するものは
　　　　　　　　　　　　　橘曙覧ただ一人だ！」》

☆たのしみは／空暖かに／うち晴れし／春秋の日に／出てありく時 ー この歌を含む「独楽吟」の連作で知られる幕末の歌人・国学者、橘曙覧（たちばなのあけみ／1812〜68）は、清貧の暮らしの中から、生活・社会・自然を自由奔放に詠み、近代短歌の先駆として高い評価をうけている。遺稿集『志濃夫廼舎歌集』と拾遺すべてを収める。付・索引。

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