【芥川賞はだけは読んでおきたい】2022年下半期受賞作掲載　文藝春秋　2023年3月



芥川賞は受賞作が文藝春秋で発表されます。



この特別郷は

下記受賞作が全文と選評が掲載されています。



168回(2022年下半期　井戸川射子　この世の喜びよ

168回(2022年下半期　佐藤厚志　荒地の家族



芥川賞は、1935年に芥川龍之介の業績を記念して創設された文学賞のことで、新人作家による純文学の短編～中編作品のなかから選ばれます。



純文学とは「主に文章の美しさや表現方法の多彩さ（芸術性）に重きをおいた小説」のことを指します。



これらの受賞作を読むことは、現代の文学動向を把握する上で大変有益です。また、受賞作はその時代の社会的背景や価値観を反映していることが多いため、現代日本の文化や歴史にも触れることができます。







いわば、新人スターの登竜門。



最近では163回に又吉直樹「火花」が話題となり映画化されました。

映画化される芥川賞受賞作も多いです。





以下のような人達が受賞しています。日本の文学に興味があるなら、是非受賞作は読んでおきたいですね。







石川達三 - 「蒼氓（そうぼう）」で1935年に第1回芥川賞を受賞。



太宰治 - 「逆行」で第2回芥川賞候補となりましたが受賞はせず、彼は後に非常に有名な作家となりました。



井上靖 - 「闘牛」で1950年に第22回芥川賞を受賞。



遠藤周作 - 「白い人」で1955年に第33回芥川賞を受賞。



村上龍 - 「限りなく透明に近いブルー」で1976年に第75回芥川賞を受賞。



吉本ばなな（現・吉本ばなな） - 「キッチン」で1987年に第97回芥川賞を受賞。



村上春樹 - 芥川賞を受賞していないが、彼の作品「風の歌を聴け」が1979年に第81回芥川賞候補となりました。



川上未映子 - 「乳と卵」で2008年に第138回芥川賞を受賞。