岡山県のベンガラ発祥地に住んでいる母が、趣味で染めたのれんです。

ベンガラは、土から取れる酸化鉄という成分です。独特の赤い色をした天然顔料と言われています。
日本の暮らしにも古くから使われており、防虫・防腐効果があるので家屋の壁や柱の塗料としても使われています。

今回は、こげちゃ色のベンガラ粉で染めたのれんを出品します。
一枚布を裁断して、作っています。
生地は綿です。軽い素材の綿なので、肌触りも優しいです。
大きさは、横52cm×縦31cmです。

のれんには棒を通す穴があるので、お好みの棒を通して使用していただければと思います。

これからの暑い時期は、ドアを開け放つことが多いので、このようなのれんの活用はいかがでしょうか？
こげちゃ色のやさしい色合いが、お部屋の雰囲気を変えてくれると思います。
小さいのれんなので、小窓におすすめです。

日本家屋や古民家はもちろん現代家屋にもしっくりくる色合いです。