2014年から15年にかけて、千葉市美術館、大分市美術館、広島市現代美術館を巡回した赤瀬川原平の回顧展の図録です。アーティスト、デザイナー、イラストレーター、小説家、文筆家と、多彩な顔を持つ赤瀬川の仕事をこれほど包括的かつ多角的に見直した展覧会はなかったと言っていいでしょう。国内外の研究者たちによる寄稿や詳細な年譜なども含め、まさに決定版というべき内容の図録になっています。赤瀬川個人だけではなく、ハイレッド・センターや千円札裁判なども含め、戦後の日本美術史に関心のある方にとっては必携の一冊ということになると思います。



展覧会当初から飛ぶように売れてしまい、在庫がすぐに無くなってしまったこともあり、高値で取引されるようになってしまった図録ではありますが、できるだけ価格は抑えました。



コンディションは最良です。どこにも傷や汚れや書き込みのない、ほぼ新品通りの状態で、表紙は、薄い透明プラスチックで包まれて保護されています。写真でご確認ください。この状態での入手はなかなか難しいと思います。



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