「帝国」の文学 絓秀実
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本書は、日露戦争の勝利によって高揚したナショナリズムがもたらした自然主義―天皇制の問題系に沿って、藤村、花袋、荷風、鴎外、漱石など作家と作品をとおして展開した、挑発としての日本近代文学史です。ことに「修善寺の大患」を天皇制と結びつけて論じた「漱石と天皇」は、大いに論争の的になるでしょう。中上健次『地の果て 至上の時』に刺激されて構想された本書は、昨今の国民国家論やポストコロニアルの問題関心が避けて通れない革新的な問題提起です
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