葡萄蔓草（ぶどうつるくさ）が彫金されたスタンドに、ガラスシェードが竿（さお）に吊下げられた電気ランプ照明です。白熱電球はおまけです。



経年などは下で説明しますが、色合いからアンティーク感レトロ感が。

スタンドの材質は真鍮色ですが鉄のようです。シェードのキャップ部分は真鍮かも分かりません。ガラスシェードの模様、葡萄蔓草の彫金細工は画像写真で確認下さい。



台座裏（画像写真１５）には「〇に〒　ＲＯＭＡＮ（ローマン）」と定格「１００Ｖ　２５Ｗ」のラベルが。「〇に〒」マークは次の【】ような内容です。

【「〇に〒」は「電気用品保安法」適合品マークで、甲種より基準の緩やかな乙種電気用品が対象、法規制は昭和４３年（１９６８年）～平成７年（１９９５年）まで、以降はこのマークを省略することに。これは乙種製品が検査機関の承認を得ず、製造事業者が自主的に適合性検査をしても良いとする規制緩和によるもの。】



出品の照明器具は「電気用品保安法」乙種適合品で、昭和４３年以降の製品。戦後間もない頃までの昭和レトロな製品ではありませんが、平成の製品とは考え難く、昭和の製品では。そうだとすると、計算上経年は３５～５６年で、アンティーク品ではなくビンテージ品と言えるかも分かりません。

また、「ＲＯＭＡＮ」は、見た限りではネット情報はなく、会社名かブランド名かなどは不明。



相応の古物で汚れやキズは否めませんが、ガラスシェードに欠けやヒビ、割れなどはほぼなく、葡萄蔓草スタンドにも目立つ損傷はほぼありません。

電球を取り付けＳＷオンで、画像写真１、２のように点灯します。なお、ＳＷ付電気コードの長さは約１．９㍍です。



大きさ（㌢）や重量はおよそ次の通りです。

【スタンド】高さ３６、台座２６×２０／

【シェード】高さ１５、膨径１３、括径８．５、口径１０／

【全体重量】１５７０㌘／

【適合電球】口金Ｅ２６、１００Ｖ２５Ｗ／

１１０Ｖも、ＬＥＤ電球も可です。　



製作会社や年製は不明ですが、アンティーク感レトロ感のある葡萄蔓草が彫金された竿吊下げガラスシェードの電気ランプ照明です。経年３５年以上ですが、実際は４０年５０年かも。相応の汚れやキズはありますが、シェードに損傷はほぼありません。経年品であることをご理解の上、枕元の電気スタンドやインテリアテーブルスタンドなどの照明器具としてお使いいただければ幸です。