國文學 解釈と教材の研究

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特集:夏目漱石--時代のコードの中で(21世紀を視野に入れて)

対談 時代ネットと漱石--『漱石とその時代』に触れつつ / 江藤淳 ; 松本健一

時代のコードの中でグローバルに漱石をみる

作品の新しい読みを求めて--バフチン、ヴィゴッキーの塁に拠って「道草」に当たる / 重松泰雄

「水の女」としての美禰子--『三四郎』におけるマーメイドを中心に イギリス文学絵画と漱石 / 高宮利行

漱石のメレディス体験イギリス文学絵画と漱石 / 飛ヶ谷美穂子

日清日露戦後と作家たち、そして漱石 / 平岡敏夫

漢詩文と漱石 / 村山吉廣

漱石と〝教養〟 / 高橋英夫

問題としての夏目漱石

「故郷」を清算した男と「故郷」から追放された男の運命--初出稿『心先生の遺書』(一～百十)を読む・第三稿 / 竹盛天雄

子規と漱石 / 谷川恵一

ナラトロジー論は有効か / 藤森清

「理科」と漱石--「趣味の遺伝」から / 一柳廣孝

フェミニティと漱石

『虞美人草』における漱石の＜藤尾殺し＞について / 水田宗子

『三四郎』の美禰子--裏の主人公 / 登尾豊

三千代と千代子--『それから』と『彼岸過迄』 / 藤沢全

御住がお延になるとき(『道草』『明暗』) / 藤尾健剛

現代作家は漱石から何を受けとったか

漱石とわたし最初の鳥、もしくは最後の恐竜としての漱石 / 小林恭二

輪舞する「漱石」 / 佐藤洋二郎

最近の漱石研究から21世紀の漱石研究を見通す / 石井和夫

ほか