第一世代のゴアテックステントです。

中古で手に入れたものを当方でリペアしたものになります。

現状で使えるレベルにするためのリペアです。

一部シームテープ張替⇒外からシーム材による目留めを行ってありますので、ご安心して使っていただけると思います。

ただし、古いテントにはなりますので、生地はそれなりにへたりはあります。

内側トリコットのシームテープは、ただついているだけで、単体でのシーム効果はありません。剝がさないのは、手間とのトレードオフと、剥がすと接着剤のカスが落ちてくるためです。

とは言え素人仕事ですので、プロの仕事のクオリティは期待しないでください。はみ出てしまったシーム剤の付着はそれなりにあります。山での厳しい環境に耐えうる実用レベルの商品です。

タマ数は少ないですが、中古市場に出てくるゴアテントの多くは、それなりに時間が経ったものです。このメルカリにも「１０年前に一度使っただけ」のような、写真で見るとまるで新品に思えるものもありますが、実際は時間が経ったものは、内側の（トリコット）シームテープは、ただテントとくっついているだけで、大雨が降れば（それなりの水がテント外側から縫い目をつたえば）ほぼ間違いなく浸水し、そこからシームテープは剥がれ始めます。これは、未使用のデッドストックの第一世代ゴアテントを手に入れて痛い目にあった経験からです。

雨が降らない（雪になってしまう）厳冬期のみの使用ですと、そのことに気付かないと思いますが、夏などに使用するとそれが判明すると思います。



今はなきゴアテントですが、以下のサイトがGライトXや復刻版との比較をしてあるので、特性をよくご納得した上で指名買いしていただける方の手に渡ることを希望しています。

お気軽にお問い合わせください。

ご参考

http://amanokazu.blog135.fc2.com/blog-entry-21.html



【特長と短所】

・耐久性が高い。

・裏地のポリエステルが水蒸気を吸収し、広く拡散させるために表に水滴として出てきにくいため、ゴア3種の中では一番結露がしにくい。

・軽量ではあるが、後継2種と比較すると生地も厚く、重さもある。

・使用後にしっかりと乾かさないと、裏地のメッシュ部分に湿気が残りカビが生じたり、匂いが残る。