朝日文庫　2020年12月30日第1刷　

本郷和人　「暴力と武力の日本中世史」

天皇から幕府へ。教養では劣っていた幕府の「武」が、朝廷の「文」を学びながら統治能力を高め、ついに「武」が「文」を凌駕する。暴力によってどのように幕府は権力基盤を固めたのか。日本史の大転換期、中世史を鮮やかに読み解く。



本郷恵子　「室町将軍の権力 鎌倉幕府にはできなかったこと」

図らずも全国政権に押し上げられたために滅亡した鎌倉幕府。室町幕府は前代の失敗に鑑み将軍権力を活用し、「朝廷を自由に動かすこと」に努めた。尊氏・直義の幕府創成期と三代義満時代の細川頼之を中心に、将軍権力の変遷を読み解く。



数頁読みかけましたが、未処理出品です。

付記する変化ありません。