白花タチツボスミレ（白花立坪菫；Viola grypoceras f. albiflora；スミレ科多年草）の種子を30粒以上。

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育て方に難しい点はなく、大変丈夫です。水はけの良い土に種を蒔いて薄く土で覆い、発芽までは乾燥しないようにして下さい。発芽温度は20～30度前後で、春と秋が種まきに適した時期です。タチツボスミレの蒴果の成熟時期を見極めるのが難しいので、未成熟種子も混入しています（種の色と成熟度は必ずしも一致していないようです）。発芽率は種播き条件で変わりますので少し多めにお入れします。



北海道から九州まで分布する日本の代表的な菫（すみれ）の一つであるタチツボスミレの白花変異種です。花以外は母種のタチツボスミレと同様に丸い葉と立ち上がる茎が特徴です。日当たりの良い草地や落葉樹林下、杉林の縁や沢沿いに生育する多年草です。

葉はハート型で縁に低い鋸歯があります。花期は3～5月で、花茎は葉の間から出て立ち上がり、先端がうつむいて花を付け、花は距も含めて純⽩です。

花期が終わると、葉の間から茎が伸び始め、次第に茎を伸ばします。茎は始め斜めに出てから立ち上がり、その茎の節々からも葉や花が出てきます。直射日光を避けて木漏れ日ぐらいの環境が良いようです。伸びてくる茎は冬には枯れ、元の株は地上部分が枯れた状態になるか、落ち葉の下などではロゼット状になって越冬します。次の春には、残った地下茎から芽吹いてきます。



※自宅採取の種子ですので細かな異物混入の可能性があります。

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