断捨離で、収納棚を整理していた時に、一番奥に入っていた商品です。
家族に確認しましたが、誰も記憶に無く、誰かからお土産で貰った物ではないか？との事でした。

特徴は下記です。
こけしは、東北の山村に住む木地師たちによって作られた木地玩具で、温泉場と深いつながりを持ち、江戸時代末期に発生したといわれています。
こげす、きぼこなど、温かみのある東北訛りで呼ばれるようになり、子供たちのよき遊び相手であり、幸せを守る玩具となった。
伝統こけしは、原木の段階から、顔・胴の描彩、仕上げまでの全工程を一人のこけし工人が行います。
このこけしは、宮城伝統こけしの遠刈田系伝統こけしで二代目 武周作です。
遠刈田系こけしは、遠刈田温泉を中心として発達しました。
現在、確認されている史実の中で発生年代が最も古く、こけしそのものが遠刈田から発生したと考えられています。
頭部は比較的大きく、赤い放射状の手絡（てがら）が頭頂と額から鬢（びん）にかけたあたりに描かれる華やかなものと飾りのない黒いおかっぱ頭があります。
切れ長の目に鼻筋のとおった大人っぽい女性の表情の描彩が印象的です。
胴模様は重ね菊や菊から変化した模様が多く描かれます。

サイズ：高さ　31cm、頭の直径　8.5cm、胴体の直径　4.5cm

状態：目立つ傷や汚れは、見あたりません。
　　　左の髪の毛の後ろに赤い5本の線が入っていますが、
　　　右側の赤い線は薄くなっています。
　　　頭の真ん中の黒い部分に4mmの擦り傷があります。

中古品で、長期保管の為、神経質な方はご遠慮下さい。