マルクス主義の地平(講談社学術文庫)
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900
205
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商品狀態 | やや傷や汚れあり |
表面にスレ傷などのイタミあります。中は一通り確認しましたが書き込み見当たりませんでした。細かな見落とし等ありましたらご容赦下さい
著者:広松 渉
マルクス・エンゲルスは、余りにも“歴史に先駆けすぎた”と言うべきかもしれない。彼らは「ブルジョア的世界観」の“全体的イデオロギー性”をトータルに相対化することによって、それを超克しうべき新しい視界を拓いている。マルクス主義が資本主義体制の根底的な止揚を嚮導しうる所以もそこに存する。本書がモチーフとするところのものは、この「マルクス主義の地平」の対自化にほかならない。
第1部 マルクス主義“哲学”の地平
第1章 マルクス主義的唯物論とは何か
第2章 “近代”思想の地平を超えるもの
第2部 マルクス主義と人間の問題
第3章 唯物史観における人間の問題
第4章 マルクス主義と“実存”の問題
第3部 マルクス主義と自由の問題
第5章 歴史法則と諸個人の自由
第6章 唯物史観と階級闘争史観
第4部 マルクス主義と「物象化」論
第7章 「資本論」における「物象化」論
第8章 「疎外論」から「物象化論」へ
附 マルクス主義研究への視角
附論1 マルクス主義の地平と物象化論
附論2 マルクス主義認識論のために
廣松 渉
1933年福岡県生まれ。東京大学大学院博士課程(哲学)修了。東京大学教養学部教授。主な著書に、『資本論の哲学』『唯物史観の原像』『科学の危機と認識論』『事的世界観への前哨』『存在と意味』『物象化論の構図』『新哲学入門』『哲学入門一歩前』。講談社学術文庫に、『唯物史観と国家論』(山本耕一氏との共著)『〈近代の超克〉論』『生態史観と唯物史観』『世界の共同主観的存在構造』がある。1994年6月没。
#広松渉 #広松_渉 #本 #社会/一般
著者:広松 渉
マルクス・エンゲルスは、余りにも“歴史に先駆けすぎた”と言うべきかもしれない。彼らは「ブルジョア的世界観」の“全体的イデオロギー性”をトータルに相対化することによって、それを超克しうべき新しい視界を拓いている。マルクス主義が資本主義体制の根底的な止揚を嚮導しうる所以もそこに存する。本書がモチーフとするところのものは、この「マルクス主義の地平」の対自化にほかならない。
第1部 マルクス主義“哲学”の地平
第1章 マルクス主義的唯物論とは何か
第2章 “近代”思想の地平を超えるもの
第2部 マルクス主義と人間の問題
第3章 唯物史観における人間の問題
第4章 マルクス主義と“実存”の問題
第3部 マルクス主義と自由の問題
第5章 歴史法則と諸個人の自由
第6章 唯物史観と階級闘争史観
第4部 マルクス主義と「物象化」論
第7章 「資本論」における「物象化」論
第8章 「疎外論」から「物象化論」へ
附 マルクス主義研究への視角
附論1 マルクス主義の地平と物象化論
附論2 マルクス主義認識論のために
廣松 渉
1933年福岡県生まれ。東京大学大学院博士課程(哲学)修了。東京大学教養学部教授。主な著書に、『資本論の哲学』『唯物史観の原像』『科学の危機と認識論』『事的世界観への前哨』『存在と意味』『物象化論の構図』『新哲学入門』『哲学入門一歩前』。講談社学術文庫に、『唯物史観と国家論』(山本耕一氏との共著)『〈近代の超克〉論』『生態史観と唯物史観』『世界の共同主観的存在構造』がある。1994年6月没。
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