本品は、フルートの頭部管内に装着されている円筒形のコルク(ヘッドコルク)を脱着交換する際に使用する専用ツールです。

クラウンが右にどんどん回ってしまう場合、息漏れを生じている可能性があります。高い音が出にくかったり反応が鈍かったりしたら、ヘッドコルクのチェックをした方が良いと思います。
もしも、ヘッドコルクが消耗していたら、交換をお薦めいたします。本品には新品のヘッドコルクが付属していますのでご利用ください。

<ヘッドコルク交換方法>
①頭部管のクラウンを時計と逆回りに回して外す。
②頭部管のクラウンを外した方に、本ロッドの穴が開いている方を差し込む。
③ロッドを押してコルクを反射板と一緒に反対側(ジョイント側)に押し出す。
④反射板と反対側の中心部のナット形状のものをペンチで挟み、時計と反対方向に回して円形のパーツを外す。
⑤古いコルクを抜き取り新しいコルクを入れる。
※新しいコルクは固いので、事前に机上などで定規のようなもので挟んで転がし、
　柔らかくしておく必要があります。
⑥再び円形のパーツを回し入れコルクを固定する。
⑦頭部管のジョイント側から反射板にロッドを押し当てて頭部管に入れていく。
⑧硬くて入らない場合は、コルクを更に柔らかくするか、紙ヤスリなどでコルクを削って入りやすくして入れる。
⑨リッププレートの吹き込み口の真ん中にロッドの線が来るように調節する。

<主な仕様>
本体材質：アルミニウム
サイズ ：直径15mm 長さ250mm
重量 ：約120g


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