１月１日に発生しました
令和６年能登半島地震につきまして
被災された皆さま、ご関係者の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
眠れぬ夜を過ごされた皆さまに１日も早く、安心と平穏が訪れることをお祈りしております。
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身代わりになって災難を引き受けてくれる御守り
古くから人形呪術は言い伝えられ、民衆信仰の多くの人々がそれを実践していました。
呪術とは人々の本能や心に深く根付い
古来日本の呪いには祈祷や祈願、願望の成就という意味合いが込められており、現在でも神社仏閣での祈祷や祈願などの儀式は、呪いが基盤になっているのです。そのため「呪い」という漢字は「のろい」とも「まじない」とも読むことができます。形代（かたしろ）とは、持ち主の災厄を引き受ける「身代わり」となります。

このお姿は、元三大師良源さまのもう一つのお姿で、「角大師（つのだいし）」と呼ばれています。
貞観二年（八六〇年）、都で疫病が蔓延した際、良源さまは人々を救おうと、鏡の前で坐禅を組まれました。すると、鏡の中の姿が、みるみる骨ばかりの鬼の姿へと変わっていき、良源様はその姿を写した取ったお札をつくり★「この影像のあるところ、魔は恐れて寄り付かない」と、お札を民家に配布し戸口に貼るよう伝えました。
病気に罹るものはいなくなり、病気だったものは全快し、たちまち恐ろしい疫病は消え失せた伝えられており
以来、「角大師」の護符は、疫病除けはもとより、あらゆる災厄を払う魔除けとして広く信仰されるようになりました。