今年（2011年）に入って書き下ろされた新曲3曲4トラックと、14年前にミックスダウンまで作業を進めながらもお蔵入りになっていたセルフカバー集を、“ホームカミング”というキーワードのもとに融合させた1枚。現代的な緊張とその先にある救済までも見据えた、震災後を生きる人々の真情に響くヒューマンな作品だ。セルフカバー楽曲は、明石家さんまから中島みゆき、松田聖子まで様々なシンガーに提供されたバラエティに富むラインナップで、しかしそのバラエティを独自解釈のレゲエ・エッセンスを生かしたアレンジでまとめ上げ、時代性を超えたボーカル・スタンダードに仕上げている。GAKU-MC、ゴスペラーズ、さらには西村智彦(シング・ライク・トーキング)がギターでゲスト参加。DISC ONLYだったツアー先行発売盤に、シークレット・トラック3曲、ジャケット&ブックレット、さらにはスリーブケースまで付いた完全パッケージでリリース。なお、本作は新たにスタートするKAI BOOTLEG Seriesの第一弾作品でもある。