希少
初版本
ノーベル文学賞受賞作
パスクアル・ドゥアルテの家族
カミロ・ホセ・セラ
講談社発行
1989年12月第1刷発行
美本

庭の柚子は、二十五年たって初めて実り、「英二伯父ちゃん」の遺したばらは今年も花をつける。時とともに変わるもの、変わらぬものーー。
名作「夕べの雲」から三十年余、山の上のかけがえのない日々を描く長篇
（本の帯より）

サイズ　四六判
233ページ
カバー、帯付き。
カバーや帯、本体の天地、小口を含めてヤケなどの経年感はほとんど見受けられません。状態はとても良好と思われます。

購入してから35年ほど経過していますが、全体としては極めて良好だと思われます。本棚ではなく樹脂製の黒箱に収納していましたので、紫外線などの影響を受けにくかったためと思われます。

全体の状態などの詳細については添付の写真をご覧ください。

PP袋、緩衝材で保護のうえ、匿名発送いたします。

なお、この本以外にもCDや村上春樹などの本、主に小説や初版本などを出品しておりますので、よろしければ一度、ご覧ください。

（参考）
愛と情念のたぎり、そして殺人。人間の根源的な謎を、スペイン社会に凝視した現代文学の傑作。本邦初訳！
カミロ・ホセ・セラは、1916年スペインで生まれた。26歳で「パスクアル・ドゥアルテの家族」を発表し、全世界に比類のない衝撃を与えた。「私はしばしば仕事を替えた。次から次へと、何不自由ない家庭の息子から、軍人、詩人、闘牛士、放浪者、公務員、画家、映画俳優、新聞記者、政治家等。」
1989年、ノーベル文学賞を受賞した。

カミーロ・ホセ・セラ・トルロック（Camilo José Cela Trulock, 1916年5月11日 - 2002年1月17日）は、スペイン・ア・コルーニャ県パドロン出身の著作家。カミロ・ホセ・セラまたはカミーロ・ホセ・セーラと表記されることもある。1989年にノーベル文学賞を受賞した。1930年代のスペイン内戦終結後のスペイン文学を刷新した人物と評価されている。