インドの伝統的なプレイングカードである

「Ganjifa（ガンジファ）」には様々な種類があり、

「Dashavatara Ganjifa」は「Mughal Ganjifa」に

次いでポピュラーな存在のようです。

「Dashavatara（ダシャーヴァターラ）」は、

シヴァと共にヒンドゥー教の主神の一つである

ヴィシュヌの10の主要アバターを指します。

「Dashavatara Ganjifa」は、10のスートで構成され、

それぞれ１～10の数札と2枚のコートカードが揃っており、

コートカードに「Dashavatara」が描かれています。

各カードは円形で、漆塗りの板紙に手描きで描かれています。

カードの背景はスートごとに色鮮やかに塗り分けられています。

カードサイズ：直径6.8cm

デッキは最初写真アルバム用のシートに貼り付いて

収まっていましたが、経年劣化によりカードがシートから

滑り落ちるようになってしまったため、

現在はデッキがちょうど納るような木箱に入れてあります。

カード自体には傷や折れ・汚れ等は見られません。