有田焼 清秀窯で制作された染錦 吹墨 月うさぎ 銘々皿を出品します。

吹墨（ふきずみ）とは、絵付技法の一つです。
水に溶いた絵具や呉須を霧吹きや細かい目のふるいに硬毛の筆を手早くこすって霧状にし、素地面に模様を付着させる方法のことを言います。

実はこの技法は初期伊万里から続く歴史が長い技法で現代でもよく使われています。そして、月うさぎの意匠に合わせた使い方が最も多く、今なお根強い人気の意匠です。

本作品も、それらに倣った作品ではありますが、他と違う箇所は、秋草を錦、月を金彩と表現しているところです。
また月にかかる雲は金叩き技法をしています。
風流ある仕上がりになっています。
また高台がないところも重なりを良くした工夫が見られます。こういった高台がないものを一般的にベタ高台と言います。

割れはありませんが1客、月の金彩がスレてしまっていますので写真にて確認ください。2客に関してはスレもなく良品です。

有田焼と言うと陶磁器ですが、本作品は陶器に近い半磁器です。

サイズは写真の通りです。
よろしくお願い致します。


素材···陶磁器/焼物

ブランド···伊万里焼・有田焼

アイテム 種類···取皿