濃い卵黄色の鼈甲で作られた髪飾りです。6枚目写真
写真ではその濃い卵黄色が部分的にしか撮影できないので残念です！！

茶色の自然な鼈甲柄の上には華やかに金彩で梅の花3輪、枝、つぼみ6つが描かれています。

月の光に照らされた梅の花をイメージしている様な気がします。

サイズ 最長 約12cm
バチ幅 最長約 7cm

6つの金彩のつぼみとは別に12個程のつぼみは赤や緑で描かれていて髪飾りを一層カラフルにしています。


また雲でしょうか？螺鈿のブルーが孔雀の羽根の様にブルーピンクと光を加えて華やかさを一層加えています。

ちなみに螺鈿とは、青貝の殻の内側の真珠色に輝く部分を薄く切って嵌め込む装飾法です。

高い芸術性と技巧を備えた職人の技を感じます。

明治、大正時代頃の品かと思われますが、とてもモダンで、使用感やキズ、傷みもなく大切にされてきた品かと思われます。


お着物やドレスアップの時の髪飾りとしてこの髪飾りは、最高に美しいバックスタイルのお仕上げです。

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