普通サイズとミニサイズの中間の大きさで（最大幅は男性の指幅ほぼ4本分あまり）、一般的な事務机上で余り邪魔になりません。杢目の方向を全てのパーツで揃えてありますので茶縞模様の筆記具と並べても違和感がありません。文字を書いた後のインクは直ぐには乾きませんから、インクブロッター（インク吸取器）は万年筆やガラスペンを使う時に必須な脇役になります。印鑑の黒や朱インクの後始末にも便利です。色調やコントラストなどは撮影環境やモニター等によって多少異なって見えます。また、製作から1年ほど経過しているので色調の経時変化は落ち着いていますが、時間が経つとより落ち着いた色調に少しずつ経時変化します。



サイズ（約）：奥行き50mm×横巾85mm×高さ43mm

重さ：約68グラム（吸取紙１枚を装着）

木製部分は全てボコテ（黄金檀）で、見かけよりずっしりとした手応えです。



●横から材の杢目が見えるように本体アーチ型部分を削り出し、研磨して食用乾性油でオイルフィニッシュ仕上げ。アーチ部分には焦茶色のフェルトを貼りました。使用した接着剤は水に浸けると溶けますので、お望みならフェルトの張り替えも可能です。

●押さえ板の上面全周を斜めに削って立体感を出し、表面を磨き上げて食用乾性油でオイルフィニッシュ仕上げしました。中央の穴は本体にねじ込んだボルトの直径より大きいので、押さえ板の位置は微調整できます。

●取手は持ち易い八角形で、同じように食用乾性油で仕上げました。

●製作から1年ほど経過しているので、色調の経時変化は落ち着いています。



本体の直径4mmのボルトと繋がるように、受け側ナットを取手に埋め込みました。吸取紙を交換する際は、ネジを緩める要領で取手を外して押さえ板を外すことができます。



※交換用の吸取紙は、市販の吸取紙を45×120mmになるように切ってお使い下さい。

※手作り品ですので細部の仕上げが完全ではなく、ボルトやナットの位置が少しずれていることもあります。

※販売はインクブロッターのみです。説明写真中にある他の物は含みません。



※ご購入後に修理保証、交換パーツ提供などの情報をお知らせします。

※将来、各部（取っ手、上板、本体アーチ部分）を汚損または破損された場合はご相談頂ければ実費（材料費等＋送料）にて作製します。