「第二次世界大戦―戦後世界史の起点 」荒井信一

　全世界をまきこんだ最も悲惨な戦争の意味を問い、戦後の新しい世界秩序の形成過程をたどる

著者について
1926年東京に生まれる。
1949年東京大学文学部西洋史学科卒業。
第二次世界大戦でいく人かの友人を失い、また自分自身も一学徒兵として従軍したことから、戦争、とくに第二次世界大戦の歴史的な解明を研究課題とするようになった。現在ではファシズムと社会意識との関係や、戦後アメリカの冷戦政策の展開、とくに核問題などにも問題関心をひろげているが、その中心はやはり第二次世界大戦にたいする歴史的関心がある。
現在、茨城大学名誉教授、
駿河台大学教授。
主要著作として『第二次世界大戦』（東京大学出版会）、『現代史におけるアジア』（青木書店）
、『歴史学への旅だち上・下』［共編］（三省堂）、
A.ブラント『ピカソ〈ゲルニカ〉の誕生』［訳書］
（みすず書房）、『ミニ世界史』（社会思想社）
など多数。




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