昭和30年代後半から、40年代にかけて販売された「ナショナル　スチームアイロン　NI-35S」です。

約60年前のアイロンです。
おばあちゃんが、長い間、お使いだったそうです。
今も通電して、アイロンは熱くなりました。（今後の使用を保証するものではありませんが）

アイロンは、ナショナル製なのですが、木箱には、サンヨーのアイロンのシールが貼られています。
ご家庭の中でアイロンの箱が入れ替わったのか？買い替えの際に、以前のアイロンの箱を再利用したのか？

2011年に、サンヨー電気は、ナショナル（現・パナソニック）の完全子会社となったことを考えると、なにか因縁めいた・・・とは、考えすぎですね。

▶サイズ（多少の誤差は、ご理解ください）
【アイロン本体】
長さ　218㍉
幅　105㍉
高さ（ヨコに寝かせた時）200㍉
アイロン本体の重さ　1.2kg
コード（二芯綿袋打）長さ　２㍍
【木箱のサイズ】
タテ×ヨコ　123㍉×234㍉
高さ　145㍉

▶使用上、問題はないのですが、気になるところ

・長年、使用されてきたものですので、小さなキズや変色、くすみや、塗装の剥がれなどは、あちこちに見られます。

・通電は確認しました。引き続き、アイロンとしての使用は、可能と思いますが、今後の使用を保証することはできない点、ご理解ください。

・プラグが一部、熱によって、少し溶けている部分がありますが、市場には問題ないと考えます。袋打コードには、破れなどはありません.

▶︎ひつじ屋の商品は、昭和やそれ以前の古いものです。長く使用されてきたものがほとんどですが、使用されずに、長く眠っていたものもあります。
長年、使用されてきたものにはもちろん、使用されずに保管されていたものにも、スリキズ、くすみ、変色などがある場合がありますが、古いものの味わいとして、ご理解ください。