1976年　7月20日発行
著者　徳力富吉郎

ハードカバーで199ページの構成です。

カバーは本来はあるようですが、父が取ったのか、ついていません。
家にあった本です。背表紙が色落ちしています。古本になりますので、全体的に少し茶色ぽい色になっており、匂いや、表紙のスレなどもあります。

徳力富吉郎による版画の制作と鑑賞に関する書籍です。
内容としては、基礎篇、実技篇、鑑賞、歴史篇などがあり、自作版画や安井曽太郎、斎藤清、織田一磨などの作品が紹介されています。また、日本版画史や外国の版画、銅版画の作家たちについても解説されています。

版画には木版、銅版、石版、孔版などさまざまな技法があり、それぞれの技法を活かして多種多様な作品が制作されています。版画作品を鑑賞する際は、使われている版や道具、制作過程を知ることで、より深く楽しむことができます。

版画に興味のある方、年賀状を版画で作ってみようと思われる方などいかがでしょうか。