「蘇我氏四代 : 臣、罪を知らず」
遠山 美都男
ミネルヴァ日本評伝選
定価: ￥ 2800

何度か読み自宅で保管していました。
読めないほどの大きな傷や破れはありませんが、古いものなので、シミや汚れがあります。
中古品ということをご理解ください。

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王権奪取を目論んだ稀代の悪臣か。
百済から渡来し古代国家の礎を築いた開明派か。
振幅ある評価を持つ蘇我氏四代。
その軌跡を史料批判と考証に基づいて辿り、再構成を試みる。
【目次】
はじめに
第一章初代稲目
1稲目以前
2大臣就任
3蕃神渡来
4巨大なる奥津城
第二章二代馬子
1若き大臣と美貌の王女
2丁未の役――物部守屋との対決
3飛鳥寺創建
4馬子と厩戸王子
第三章三代蝦夷
1「豊浦蝦夷」――その生い立ちと立場
2推古後継をめぐって
3飛鳥から百済へ――大王舒明と蝦夷
4再び飛鳥へ――大王皇極と蝦夷
第四章四代入鹿
1「物部大臣」――入鹿の登場
2山背大兄王の滅亡
3「三韓進調」の日に
4蝦夷の最期
参考文献
あとがき
蘇我氏四代略年譜
人名・氏族名・事項索引