74年発売, ジョージア出身,”Millie Jackson” 自身名義5th.アルバム。プロデュースは”Brad Shapiro”レコーディングはフロリダ”Muscle Shoals Sound Studio” “Millie”自らの”不倫”をアルバムコンセプトに掲げ,A面は”愛人” B面は”本妻” の立ち位置でヴォーカルをとるドラマティックな企画構成。

哀愁漂うメロウなトラックにハスキーヴォーカルが絡む #ディープソウル “If Loving You Is Wrong I Don't Want To Be Right” は “J. Cole / Can't Cry” や”Young Buck / Bonafide Hustler” “Ghostface Killah / Street Bullies” #サンプリング ネタの #ヒップホップ クラシック。

ヒリヒリした疾走感溢れるイナタイ #ファンク チューン”If Loving You Is Wrong I Don't Want To Be Right”ヤバいです。まるでブラックスプロイ風のハードボイルドな雰囲気が漂う #レアグルーヴ “It's All Over But The Shouting” もカッコ良し。じわじわと高揚感を煽るキレの良いサウンドが秀逸な”Summer”等収録。

存在感の際立つ独特のやさぐれ感満載のヴォーカルと憂いを帯びたドス黒くメロウな”The Muscle Shoals Swampers”のサウンドトラックが絶妙にマッチした買って良い #ディープソウル アルバムです。こちらは74年発売,US,Springオリジナル(SPR-6703),Monarch Press盤。

マトA)SPR 6703-AS-REV-3 MR Sterling RL
△19370 (5)
マトB)SPR-6703-BS-REV-3 MR △19370-X (4)STERLING RL

** 注意点 必ずご確認下さい。
盤面目視出来る浅いスレ目立ちます。針飛び有りませんが全編通して若干のチリプチ拾います。50年前のUSオリジナル盤のダイナミズム溢れるFATな音像は楽しめますが盤質にこだわりの強い方,コレクターの方にはお勧め致しません。リスニング出来ればOKと言う方のみNC,NRにて購入をご検討下さい。